2016年12月12日月曜日

「自分を好きになること(self-love)が何よりも大事」(シーモア・バーンスタイン)

現代の老賢者・シーモアさん(http://www.uplink.co.jp/seymour) 
の名言がてんこ盛りの、貴重な単独インタビュー動画です。



「創作活動をする上で何が一番大事かって?自分を好きになること(self-love)だよ。」


「自分の中の【声】が外へと出たがっていたのを止めるわけにいかなかった。 
だからコンサートピアニストの活動を止めて、『創る』ことを始めた。」

「役者であるイーサン(・ホーク)も、ある意味ピアニストの僕と同じような立場だった。演じて、再現するだけ。結局、セリフを書いたのはシェイクスピアだからね。役者は演じるだけ。 
だから、彼も自分オリジナルの映画を作りたくなったんだろう。」

「僕は50を前にして、有名な作曲者が遺した【声】を再現するだけの毎日に飽き足らなくなってしまった。
作曲し、文章を書く、という創造活動をし始めたのはそのためだ。
自分だけの【声】を出したくなったんだ。

「僕が出したピアノ曲集に対しても、『フランス音楽みたいだ』『スクリャービン風だ』とか、『無調音楽だね』(シーモアさん曰く『無調音楽ではないんだけどね。』)とか、ごちゃごちゃ言ってくる奴はいたさ。
でも、何に似ていようが、人がどう受け取ろうが、別に構わない。いちいち気にしない。
だって、それは僕自身が出したかった【声】なのだから。

「外野からの余計な声に自分の創作活動を邪魔されたくなかったら、
【自分を好きになること(self-love)】 
が絶対に必要だ。」

特に芸術活動をしているわけではないけれど、【あたらしい自分】をこれから作り上げていきたいな、と思っている方。
シーモアさんの生き方、ぜひ、スクリーンで見て、そして感動の涙をいっぱい流してきてくださいな。

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