2016年12月25日日曜日

聴くたびに古傷うずく、"Fastlove"(1996)。



公式PVはちょっとエログロの度合いが行き過ぎていてあまり心地よくないので、こちらの「紙芝居」風・静画をリンクしておこう。


聴くたびにいろいろと昔のことがよみがえる。
一生忘れられない、特別な一曲。古傷がじくじくと痛むような感じになる。
それが私にとっての"Fastlove"だ。
1996年晩春にリリースされたアルバム"Older"からの大ヒットであった。


元Wham!の、ジョージ・マイケル。
2016年のクリスマスの日に、53歳でこの世を去ってしまった。


だが、その長くはなかった53年で、彼は凡才ソングライターが一生かかってようやくひとつや二つ生み出すことができればラッキー、と言えるようなレベルの、極上ポップソングを10も20も生み出してしまった。
それも、いとも簡単に。

特にWham!の片割れとしてデビューしてから最初の十数年間の活躍ぶりは、「神がかり」的ですらあった。


彼こそ、真の天才という名にふさわしいクリエイター/表現者だった、と思う。


荒んだ私生活ゆえに後年はさんざん貶められてしまったけど。


ありがとう、ジョージ・マイケル。
われわれ'80's世代の人間にとって、あなたの音楽は永遠に青春のサウンドトラックであり続けることでしょう。



ヲイヲイ!!!この冒頭のDJのセリフ、
Scritti Polittiの"Wood Beez"12インチRemixからの借用、ですな!!!
(だと思う。あれ、違ったかな??? 久々に聴き直ししなきゃ...。)





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