2017年5月7日日曜日

シナモン注意報発令中

神奈川県藤沢市・善行駅を降りてすぐのはり・きゅう丙辰堂(へいしんどう)治療院(HPは http://heishindou.com/ )の野村哲也先生のブログ記事より。


お菓子やコーヒー・紅茶のお供として大人気のスパイス・シナモンですが、取る量には少々注意した方がいいみたい。

肉食鍼灸師の食養ブログ  
http://ayustet.info/

(「肉食鍼灸師」という肩書に「うゎ、こわそー!」と引いちゃう人もいるかもしれませんが、実際の印象は全然違います。とってもソフトな語り口で、博識な研究者肌のやさしい先生です。) 





記事本文から引用しよう。

「桂皮(シナモン)の含まれる漢方薬を自己判断で飲み続け、健康診断で肝機能の問題を指摘されている人が今までに何人かいました。

はいはい。
私、その「何人か」の一人ですよ。


昨年夏、里帰りの折に野村先生の治療院へ行き、「この1,2年、肝機能の数値があまり良くないんです。毎日、漢方系の更年期障害の薬(「命の〇」「ル〇―ナ」といった辺り)を飲んでいるので何か関係があるんでしょうかね...。」という相談をしたのだ。
先生は、分厚い専門書をすぐに取り出して、該当ページを一緒に確認しながら記事本文のような説明を丁寧にしてくださった。

記事がUPされたのは、その治療日からわずか数日後のこと😅。


もう一度、本文より引用。

「シナモンの原料となる植物は、主に2種類あります。
一つはセイロンケイヒ、でもう一つはカシアと呼ばれる植物です。
 
どちらが原料でも「シナモン」として売られていますが、成分は同じではありません。 
セイロンケイヒのシナモンは香りが良く、味がマイルドなのが特徴で、カシアよりも高級品です。 
カシアは、セイロンケイヒよりも刺激的な香りで辛みがあり、和菓子の八つ橋やニッキ飴に使われています。 
日本や中国では桂皮(ケイヒ)と呼ばれ、ニッキ、ニッケイとも呼ばれていますが、この原料はカシアです。 
有害成分であるクマリンはセイロンケイヒよりも、カシアにより多く含まれています。(約40倍~400倍) 
ですから日常的に摂取して健康被害の可能性があるのは、カシアを原料としたシナモンでしょう。

...毎朝飲んでいる大好きな豆乳チャイ。
今すぐ完全に止めるつもりは無いけれど、少しずつ回数を減らしていこうかな...。


 
https://www.brooks.co.jp/refer/syosai.php?SHNCOD=10752


これが私の中では断トツナンバーワンの「うまいチャイ」。
ブルックスの直売所が実家から近いもんで、ここ数年は里帰りの時に親がお土産としてわんさか持たせてくれるようになった。
(ありがたい...🙏)


当然、シナモンは入ってますよ。
一般消費者向きの商品だから、安い方のシナモン、でしょうね。


自分の身体になるべく害にならないスパイスを選んで、自分オリジナルのスパイシーなチャイを作り出すしかない、か...。


(アメリカで市販のチャイを10種類以上は試してみたけど、どれもこれも味がイマイチで、このブルックスのマサラチャイの足元には遠く及ばないものばかりだった...。
あ、でも、甘過ぎるって欠点はあるけど、スタバのチャイは美味しいよね!)


これ。
「アメリカメディア界の女帝・オプラ・ウィンフリープロデュースによる『オプラ・チャイ・ティー』」。


彼女については昔、楽天ブログでも記事として取り上げました。
https://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201303130000/







4 件のコメント:

  1. 師岡さん、こんにちは。
    こちらのブログを読んで納得しました~。
    私が飲んでいた漢方薬に桂皮が入っていなかったような気がしたので(葛根湯もあまり合わないみたいなんです)、シナモンってどうなんだろう?って気になってたんですけど、やはり自己判断は要注意なんですね。量だけでなく、体質に「合う・合わない」もありそうな気もします。

    丁宗鐵先生の本は現在探している最中(大きい書店じゃないとないようです)なのですが、以前テレビに出演していたのを思い出しました。その番組である健康法について丁先生が「虚証の人はやらない方がいいです」とおっしゃっていて、東洋医学からみて合うかどうかも今後考えないとな~と思いました。

    私も更年期治療の話が出ていて漢方薬でと思っていましたが、もっと考えてから結論を出すようにします。(じつは婦人科の先生はホルモン療法を進めてくるんで、抵抗があったんですけどね。)


    ところで、この写真はオプラさんですか?
    他の写真と違い過ぎると思ったのは私だけかな……。

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  2. kyphiさん、コメントありがとうございます!
    野村先生にその時言われたことで印象に残ったのが、

    「どなたにでも合うお薬です、って書いてありますけど、そんな漢方薬は無いです。」
    (〇の母のHPにある謳い文句へのコメント。)

    考えてみれば、人間関係だってそうですよね。
    「どなたとも仲良くやっていけます。」なんて自己アピールがいたら、「えー、なにそれ。その人、ちょっと胡散臭くなーい?」って身構えませんか。
    漢方薬も、人間同士の付き合いと同じぐらいの微妙な「合う・合わない」の基準に照らしてみて考えなきゃいけないんだな、世間で売れてるからって自分に100%良いとは限らないから、自己判断もほどほどにしないと...って、考えさせられました。

    ...食品、薬、サプリを選ぶ時は、漢方や中医学の他にもインドのアーユルヴェーダによる基準もありますからね。
    もう、考えれば考える程ドツボにはまっていきそうです...。メンドクサイナ。。。( ;∀;)

    まぁ、私は元々シナモンの味が好きではなく、アメリカに住んでいてもシナモンがかかったお菓子(シナボンとか)は全スルーしてたほどでした。無理に取る必要は無かったのです。
    そうした自分の内側からの声にもちゃんと耳を傾けた方がいいんですよね。
    それがわかっただけでも、今回はいいこと学んだなー、と得した気分になれます。

    更年期症状に一番効いたのは...私の場合、汗ばむぐらいまでやる、有酸素運動と、自宅でのせんねん灸...かな?
    (昔、記事にしました。https://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201401070000/ )
    あの、もぐさの焦げるにおいが大好きなもんで~。私にとっては立派なアロマセラピーです✨

    写真、確かにオプラさんですよー。
    あの方、体重の増減が結構激しいようで、撮影の時期によって体型がかなり違っていたりします...。

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  3. なるほど。漢方だけでなく、中医学にアーユルヴェーダも……。本当に面倒ですね(;´ρ`)
    せんねん灸なら小さいときにやってたんで、ちょっと取り入れてみようかしら。
    更年期のアドバイスありがとうございました。
    こちらのブログ見たあとで母が「○の母」を勧めてきたんですよ! うちの母親受け売りが激しいんで、
    けっこうしつこいんですけど、師岡さんの話をしたら納得してました。
    本当にいいタイミングでした!

    それにしてもオプラさん、体重の増減激しい方なんだ。
    以前、ブリトニー・スピアーズのミュージックビデオはCGだって(体型が違うそうです)言ってた人がいたんですけど、オプラさんはベストコンディションだったんでしょうね……。

    返信ありがとうございました^^

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  4. kyphiさん、シナモン注意報がお役に立てて良かったです。
    お灸、馴染みがあったんですね!私は大人になってはじめてこの素晴らしいアロマなセルフケアの方法を知り、東洋医学の知恵って何て素晴らしいんだろう...と、感動しまくったものです。

    オプラさんは億万長者なので、画像・映像の上でならどんなマジックでも使えますよ...たぶん♪

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