シーモア先生が語る「シューベルトとの出会い」

見かけがブー(*´з`)だの、梅毒持ちだの、さんざんひどいこと言ったおわびとして．．．。


89歳のピアニスト・シーモアさん（Seymour Bernstein）のお浄め動画を貼り付けて、31歳という若さで死んでしまった幸薄きシューベルトの魂、少しでも慰めてあげましょう。

「ピアノを習いたい。」
音楽とは全く無縁の一家に育ったシーモア少年。 

知人から古いアップライトピアノを譲ってもらい、6歳の時、遂に念願のピアノレッスンを始めることができた。  

ある日曜日の早朝。 

家族は二階の寝室でまだ眠っている。

シーモア少年は、大切なピアノの傍に座り、手に入れたばかりの楽譜をパラパラとめくっていた。
ふと目が留まったページにあった曲、それがシューベルトの「セレナーデ」。
「僕は前にこの曲を弾いたことがある。」彼は瞬間的にそう確信した。

涙が後から後からあふれ、止まらない。
母親が二階から下りてきて、泣いているシーモア少年に気付いた。
「どうして泣いてるの？」
「ママ、これ、僕がいままで聴いた中で一番きれいな曲だよ．．．！」

東京を始めとした数都市ではいまだにロングラン上映中！です。
「シーモアさんと、大人のための人生入門（原題：Seymour: An Introduction)」。

上映館、スケジュールなど、詳しくは配給元アップリンクの公式HP　（http://www.uplink.co.jp/seymour/　）でご確認ください。



この作品については、1号館のブログでも既にさんざん書いております。ｼﾂｺｸﾃｺﾞﾒﾝﾈ．．．。

http://backtotheessencenow.blogspot.com/2016/12/blog-post.html 

http://backtotheessencenow.blogspot.com/2016/12/blog-post_13.html

上のFacebook埋め込み記事にも載せましたけど、劇場で見逃しちゃった方、もう一度見たい方、自宅のPCからお好きな時に見られるクラウド映画館という手がありますよ。（要はNetflixみたいなもんですね。）
4月27日までの上映だそうです。

http://www.uplink.co.jp/cloud/features/603/

シーモア先生自らが音源をアップされている（そして、ファンからのコメントにも丁寧にお答えされている！）、YouTubeのSeymour Bernsteinチャンネルの方もぜひお聴きになってみてください。

「楽興の時」

「４つの即興曲　Op.142、D935」第2曲と、

「アレグレット　ハ短調　D915 」

シーモア先生の奏でる音、なんとも深くて、滋味豊かで、いいなあ．．．。