2017年5月5日金曜日

「希望格差社会」...日本も、世界も。

(初出:2016年11月@Google+)

単行本の形で最初に出てからもう10年以上経ってしまった本ではあるが、運良く近くの図書館の日本語図書コーナーで借りることができた。
今、この年齢でこの本を読めて良かった、と思う。心の底から。

希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く (ちくま文庫)
山田 昌弘
筑摩書房
売り上げランキング: 37,102


高度成長時代の「右上がり」しか知らなかった親世代の物の見方にまんまと乗せられ、「いい学校へ」「上のレベルへ」と馬車馬のように追い立てられていた、昔の自分。
折りしも、時代はバブル景気真っ盛り。
冷静に考えている暇なんて無かった。
ただ目の前の人参を追っかける馬のように、ひたすら前へ前へと突き進めばそれでいい、と思っていた。

「上のレベルへ行けば、きっといいこと待っている。」
「上のレベルへ行けば、こんな自分でも少しは箔が付くかも。」

自分の外にある「上へ!」というゴール目がけて一目散に走ってはみた。
でも、それはあまりにも低すぎる自尊感情をごまかして、外面だけいいカッコしてみたかったから。


女にもてたいから高給取りになりたい。
自分を振った元彼を見返したいから、売れっ子芸能人になりたい。


そういう人々と根っこ部分では何ら変わらない発想をしていた、あの頃の自分。
自分本体の値打ちで勝負できない奴がすぐ飛びつく、安易な解決法に走っただけなんだ。
「虎の威を借る狐」的な、その場しのぎの浅はかな解決法に。
あー、はずかし。


山田昌弘・東京学芸大学教授のこの本を読んでようやくあの頃の自分の異常性に気付くことができた。


若い頃から2012年頃までの自分って、「希望教」という名前の、全然ご利益など期待できないようなインチキ新興宗教にどっぷりはまった、しょーもない奴だった。
現実認識能力がゼロどころか、マイナスへと落ち込んでいたと思うな。
やみくもに「上へ!」って唱えながら進んで行けば、何とかなる、道は開ける...。
そのように40過ぎまで信じ込んでたんだから、まったくもう、どーしよーもない。

そんなおめでたい中身の私が、「引き寄せの法則」に出会うやいなや、これまたどっぷりはまってしまったのも、当然と言えば当然であった。
「希望教」信者の目の前に差し出したら絶対食らいついてきて、骨までしゃぶり尽くすでしょー、っていう感じの文面であふれてるからね、あの手の本は。


「望みは全部叶います!」「宇宙は私の豊かさを望んでいます!」


と、景気いいことばっか連発。そんな言葉を真に受けて、人生しくじったとしても、著者は知らんぷり。責任なんか取ってくれるわけがない。


山田教授が本書の最後に書いていること、自分なりにまとめたらこんな感じになるだろうか。

「希望を持つことは、確かに大切。
だが、かなわなかった、あるいは、どう頑張ってもかないそうにもない希望というものが世の中にはゴマンとある。
その場合、適当な時期やタイミングを見計らって、上手に、きれいさっぱりと後腐れなく諦めさせるために、第三者が介入することが時として役に立つ。
 
『夢を追え!』『希望を持て!』

といった威勢の良い煽り文句ばかり強調する社会では、落伍者となった人々はいたたまれない気持ちで生きなければならない。
しかも、今の日本では、夢も希望もはじけてしまったような人々の方が数としては断然多くなってしまっている。
そうした人々、特に若い人々を放置していては、日本社会はますます停滞していくのではないか。

欧米のように『叶えられなかった希望を上手に諦められる』ような手助けを受けられる体制を整えることが急務である。

求職者たちが、これまでに体験した失敗、挫折といった負の経験とうまく折り合いをつけられるよう、カウンセリングや進路相談といったサービスをもっと充実させることが望ましい。
そうして支えられることで、人は自分の才能や限界、また、現実の姿を冷静に観察・分析できるようになり、『じゃぁ、この条件で自分は一体何ができるだろうか』と自分に問いかけられるようになる。」

ここまで読んでちょっと自分の中の古傷がうずいたな、と感じられた方。
「希望格差社会」、強くおススメします。
自分の中でもやもやしていたものが、山田教授のような専門家の筆致によってバッサバッサと鮮やかに斬られ、正体が明るみになっていく様子を目の当たりにすることで、過去と訣別し、明日へと向かっての力強い一歩を踏み出せるかもしれませんよ。


まぁ、山田先生の上のお説とは若干矛盾しますが、元はと言えば格差社会は西側の先進国、ガッチガチの階級社会を何百年もの間続けているヨーロッパの国々に端を発していますからね。
一世代や二世代で簡単に解決するのなんて無理無理、って言う程に根が深いんです。


このマンガ(ちゃんと日本語訳が付いてます(^^♪)、しばらく前からFacebookでよく目にする。
その度についつい読み返してしまうのだけれど、なかなかうまくできている。作者はニュージーランドの方らしい。
画面右側の若い女性・ポーラにこの先、明るい未来は訪れそうにも無いだろうな...、という夢も希望も何も無いところまで、巧みに描けている、と思う。
ポーラは何も悪いことしたわけじゃないし、与えられた状況の中で一所懸命に生きてきただけなのに、ね...。


楽天的なヴィジョンを持つのはいいこと。
でも、それが叶わなかった時には助けを求める、セルフケアすることで自分の未来をさらなる落ち込みから守る。
そういう視点を自分の中のどこかに持っておくことが大事です。


さて、ブッダの言葉でも読むかな...。
【無駄に期待・希望を与えない】という意味では、釈尊がこの人間世界熟知されている最高レベルのマスターのおひとりであることだけは間違いないよね。

和文仏教聖典
和文仏教聖典
posted with amazlet at 17.05.05
仏教伝道協会
仏教伝道協会
売り上げランキング: 38,761

Kindle版和英対照版もあります。

「...何ごとも心がもとである。心が世の中のことを楽しめば、迷いと苦しみが生まれ、心が道を好めば、さとりと楽しみが生まれる。」 
(「和英対照仏教聖典」p. 327)
「こういう自分にならなきゃいけない」という心。
「〇〇学校を出たからには、このくらいの身分にはならないといけない」という心。


全く、釈尊のおっしゃる通りですよ。
歪んだ心の指令に盲目的に操られるような生き方したって、ロクなことはない。ホント。



7 件のコメント:

  1. お邪魔するといいながら、随分遅くなってしまってごめんなさい。
    師岡さん、できることが多い人ではないかと思うんですけど……。
    そうやって目標に向かって努力を惜しまなかったからではないでしょうか。
    けして無駄ではなかったと思います。

    私は「頑張ったら報われるっていう保証は?」などと言って、頑張らない残念な子だったので、
    今頃後悔してますよ~。
    ただ、こういった体質も年を重ねるごとに変わっていったのですが、原稿を書いている時に先生から「ダメ出し」が永遠に続いてノイローゼ気味になったことがありました。
    相手は「安いギャラで質の良い内容を」と欲を出しただけなのかもしれませんが、やめる意思をほのめかしても「でも、やってほしいから。もう少しなのに。」と納得せずの状態で。なかなかすんなり辞めれないし、まるで宗教みたいですよね。
    最終的に辞めたのですが、しばらくメンタルが不安定でした。娘のスクールカウンセラーに話を聞いてもらったのですが、効果なくて。
    そう考えると、負の経験と折り合いをつけれるようにフォローしてくれる専門家やサービスがもっと増えるといいですよね。

    なんだか辛気臭い内容になってしまいました。すみません(汗)

    返信削除
  2. kyphiさん、お優しい...✨
    いやぁ、年月だけ経って「アブハチ取らず」なのは自分でよくよくわかっております。
    いろいろと関心領域も移り変わりましたし、おっしゃる通り「けっして無駄ではなかった」とも思っています。ホントに。転んでもただでは起きない(笑)。

    趣味や好きなコトがお金/収入に結び付いていない。これを向こう5年以内に何とかしたいな、って、今、じっくりと作戦会議中w/自分です。でないと、いつまで経ってもグジグジしてそうで。
    (ちなみに私の2室カスプは蟹座で、月は第5室の蠍座、火星はその2室にあって獅子座です。趣味性は高いけど、あんまり儲けるって感じの配置じゃないですよねーーー( ;∀;)。使うのも派手っぽい...(;^_^A)

    それにしても、大変なご経験をされましたね。
    どんな仕事でも修行時代は多少のガマンは必要、と言いますけれど、日本のそれはちょっと行き過ぎかな、と最近思います。
    その「先生」、やってることははっきり言って「ひとりブラック企業」ですよ。
    (...って、会ったこともない先生に対して私、あまりにも口、悪過ぎですよね。すみません...。)
    kyphiさんが潜り抜けられた辛い日々、われわれの子供たちの世代にはあまり体験してほしくないですよね。「鍛え、育てる」と、「使い倒す」の区別ができない上司/会社についたら、悲惨ですよ...。
    今日、あれだけの面白い記事を書いていらっしゃるのを見ると、「ああよかった、無事にトンネルを脱けられたのだな。」とほっとします。(コメント、後で必ず書きますねー!)

    どうもこの、日本社会というか、日本のビジネス界の「下をこき使って搾取して、上が甘い汁吸う」というシステム自体がもうそろそろ「逝ってヨシ」な段階にきているんじゃないでしょうかね。こちらの姉妹ブログの「さよなら、サイコパス」じゃないですけど、だんだん社会全体が「搾取する狼と搾取される、無抵抗なヒツジたち」という具合に二極分化しつつあるようで、私は怖くてたまりません。

    こんな状態じゃ、若い人たちは本当に結婚したくたってもできない、あまりにも給料が安いから赤ちゃんも産めない、なんてことになりかねないですよ。
    あー、絶対おかしいです。これ。

    ...と、書いていたら、なんだか自分がルソーだのヴォルテールだの読んで、革命思想に染まりかけたオスカルみたいな心持ちになってきました(笑)。こらこら、現実に戻るのだ、現実に。

    負の経験と折り合いをつける。
    親や家庭や学校、友人がそういう受け皿になったことのない現代のわれわれは、お金を出して、予約を取って、そういう専門家にフォローしてもらわないといけなくなってしまったんでしょうね。それだけわれわれの進路や体験が旧世代と比べて複雑で、多種多様なものとなってしまった、ってことなんでしょうけど。もう素人の手には負えないほどこじれる時はこじれるようになっちゃったんですよね...。

    kyphiさんに比べると、はるかに駆け出しの私ですが、このまま占星術を学び続けて、いつかそうした「こじらせてしまった人たち」の相談に乗り、「こんな道もありますよ。挑戦してみてはいかがですか?」と希望を与えられるような、そんな人になれたらいいな、って、思っています。

    ...まずは勉強!ですね。まずは自信持ってネイタルチャートの解釈ができるようにならないと。

    こっちもひとりごとみたいになってしまいました。すみません(大汗)...。


    返信削除
  3. 師岡さんなら専門知識をきっちり勉強されていると感じるので、こじらせた人たちに的確なアドバイスをしてあげられるんじゃないかなと思います。
    西洋占星術だけで解決する方法もいいと思いますが、師岡さんのように色々な引き出しを持っている方は、その人にあったやり方を西洋占星術以外のツールを使ってアドバイスしてあげることもできそうですよね。(って師岡さんがどういう方法でやるかまではわからないのに決めつけた言い方をしてごめんなさい…。)

    獅子座の火星が2ハウスということは、火星の状態も(興)なので良好ですし、2ハウスの火星は稼げるはずですよ。ガンガン稼いで、ガンガン使うといった感じでしょうか。
    で、たしかヨド持ちでしたよね? 大物感漂う感じだな~。
    乙女座と蠍座に星が集中ということなのでヨドの頂点の星座も想像がつくのですが、今年は(天秤座にトランジットの木星がいる状態。10/10前後まで)転機が訪れる可能性が高そうですよ。(うーん、占い雑誌的な書き方。)
    もっと長い目でみると、木星が獅子座から蠍座を通過(およそ2014/07/18~2018/11/09頃。この天文暦正確ではないので。)するまでは色々と人生のイベントが起こりやすそうです。多分、ご自身もトランジットしている惑星から読み取っているかと思いますが。
    なので、師岡さんの向こう五年までにというのは良い案なのではないかと思いました。
    他には、今年いっぱいで土星が射手座から山羊座に移動し、2018年の五月ごろに天王星が牡牛座に移動するので、良い方向に変化していくことがあるかもしれません。
    ただ、必ずではないので、やはりそういった傾向があるのかな?と言った感じでみてくださいね~。

    師岡さんのブログを拝見していて思ったのですがMCは魚座ですか?
    ブログの内容が心温まる話や人ためになる知識がいっぱいで、目指す方向は「奉仕」とか「癒し」とか魚座が象徴している事柄なのかな?となんとなく思ったのですが……。

    私がトンネルを抜けたのは、師岡さんのブログを見たのがきっかけなんですよ。
    占いに携わってきたけれども活動の場がないし、とある理由があったとはいえ占いに変に時間だけ費やしてしまって、行き場のない怒りでいっぱいだったんですけど、師岡さんのブログを見てヒントを得られたんです。私も人のためになることを発信していけたらいいなと思えるようになりました。私のブログは人のためになる内容からは程遠いのですが、じつはそうなんです(汗)

    ただ、この業界も日本のビジネス界と変わらない気がするので、師岡さんが活動されるときは慎重に。(原稿は1文字5円が相場らしいですよ! 随分あとで知りました。)
    ちなみに私の関わった研究所、きっと師岡さんが知ってると思います……。ブログにとっりあげられてた雑誌に載ってましたね。

    私は、今のところはやれる範囲内で活動をしていこうかなと思ってます。


    またまた長々と失礼しました。

    返信削除
    返信
    1. kyphiさん、感謝感激、です。読んでくださるとは...✨しかもどれも鋭い...!!!

      おっしゃる通り、今までにかじってきたエニアグラムの性格タイプ論、MBTI(過去記事にも取り上げた、16種類の性格タイプです。https://dragonlaughsalone-pastmidnight.blogspot.com/2017/03/infj.html )といった「自分を知るためのツール」も併せて使えれば理想だよなー、と考えておりました。ハイ。

      ガンガン稼いで(うれしい♡)ガンガン使う。
      これもその通りだと思います。もし、入って来る額がある程度のレベル以上になれば、「仕事場」が欲しいですからね。(第4室に惑星4つで団子状態~♪)1DKで構わないので、マンション購入とかに使っちゃいそう。別に贅沢するとか高級ブランドグッズ買うとかじゃないですけどね。不動産所有願望は昔っから強いです。
      ヨドは2つか3つはあります。オーブを何度にするかで変わりますが。
      そーです。てっぺんは土星です。「おしんのしんは、辛抱のしん...」とつぶやきながら一歩一歩進んでいきます...。

      今、天秤座の木星がま・さ・にサウスノード(第4室天秤)の上を絶賛通過中!なんですよ。今年初めぐらいからガラガラと動きが加わってきたのも、そのせいではないかと思います。
      フォレスト先生のやり方では、サウスノード/ノースノードを「チャートの裏にひそむ、もう一つのチャート」と呼んでものすごく重視しますので、今の過ごし方がこれからの進路を決めるんだな、と、厳粛に受け止めているところです。
      5年後くらい、というのは、東洋占術の「天中殺」「大殺界」を一応抜けきった時期に正式スタートとしたいな、ってことで...。
      ひょっとしたらその頃に日本への永住帰国ができるかも、という時期でもあります。
      トランジットは、今のところ第6室の土星(...健康と思いっきり向き合っております...。)以外にはあまり深くは考えていなかったです。kyphiさんに長期的スパンで見ていただけて、感激!まだまだ学ぶことは山ほどあるなぁ、と、気を引き締めています。

      MC魚座、その通りです。純粋文系なので医学系は不可、ですが、心理のプロにはずっと憧れていました。今、「さよなら、サイコパス」(←不定期営業~(;^_^A)のような翻訳作業をしているのも、「辛い思いをした人達が『私が悪かったから...』『自分が至らなかったから...』と自分を責めるようなこと、これ以上しないでほしい」と願ってのことです。最近はやることが多くって収集つかなくなってますけど、まぁ、気長に続けます。

      削除
    2. そして、こんなおちゃらけた文章のおかげだ、なんて言ってくださって、もう、照れくさいの何のって...。でも、とてもうれしいです。ありがとうございます。

      どんなことが役立つか、どんなことが他の人のためになるか...は『受け取り手ひとりひとりによって違』いますよね。自分ではなかなか客観的に見ることはできないものですが。

      私はkyphiさんのベルばらや80年代ミュージシャンの話を読んでいて、自分の中の17歳がどんどん活性化するのを感じますよ。最高のアンチエイジングフォーミュラ@メンタル面だと思います。
      ええ、もちろんkyphiさんのブログは人のためになってますよ!大いに!!!

      それに、文章という形でネット上のどこかに置いておけば、いつかその文章を必要とする人がキーワード検索経由で訪ねてきてくれて、そしてご自分のために活用することができるかもしれない。
      ブログの文章は、それでいいんですよね。
      人は言葉によって傷つきもするけど、言葉によって元気百倍にもなれる。
      スマホ全盛の時代だけど、まだまだ言葉(文字びっちり)/文章にできることはたくさんあります。特に、中年以降のアナログ世代は言葉でのコミュニケーションに飢えている人が多いんじゃないかなあ。

      (よく「インナーチャイルド」って言葉が使われますけど、私の場合、洋楽にもベルばらにも出会っていない10歳以下になんて戻ったって仕方ない、って気持ちが強いですね。17歳あたりが一番妄想暴走していて、荒削りな自分らしさが炸裂してて楽しかったなーって思うので、これからは「インナー17歳」って語を勝手に使い始めることにします。)

      kyphiさんの取り上げるテーマは、この「インナー17歳」を持つ人々にとって、心のビタミン剤みたいにポジティブな効果をもたらしているんじゃないでしょうか。

      最近はkyphiさんの他にもオンライン上でいろいろな話ができる人々が増えつつあります。うれしいことです。
      どの人もそうした「インナー17歳」がイキイキしている人ばかり、なんですね。
      私の第11室土星も、こうした「同志たち」のおかげで、ようやくまともに使われ始めているような...そんな気がします。
      そこにたどり着くまでは長くて、孤独な道だったけど、待ってて良かった!途中でヤケクソ起こさんで良かった!って感じですね。

      今回こうしてkyphiさんに思いがけずいろいろとアドバイスしていただけたのも、そうした第11室の土星が、「気ぃ抜かずにガンバリや~」という励ましを送ってくれたものと、勝手に解釈しています。
      本当に、ありがとうございます。(+これからもどうぞよろしくお願いします。m(__)m)

      ビジネスと占いのあり方はなかなか難しいですよね。
      こちら(アメリカ)に住んでいる間に、そうした「今時の占星術師のビジネス事情」もよーく観察・取材して、学べるところ、真似できるところはちゃっかり貰って来ようと思います。
      そうした業界の内情話みたいなものは、アメリカの方がはっきり、包み隠さずに、ヘンなしがらみにとらわれない本音トークが聞けそうですもんね。

      あらら、またもや長くなりました~(;^_^A。
      kyphiさんもすてきな月曜日になりますように!
      (Happy Mother's Day!...一日遅れですが。)

      削除
  4. すてきなコメントありがとうございました~!
    あと、私のブログを面白いだなんて言っていただけると、やりがいがあります。

    師岡さん、十分チャート読めていると思いますが、きっと勉強熱心な方なんでしょうね。
    今後の展開を真剣に考えていらっしゃるようなので、よい形になっていくような気がします。
    師岡さんの人生設計(?)を読んでいて、私ももっとちゃんと考えないとな~と思いました。
    私は受け身でブレブレなんで、もっと地面に足をつけないといけないですね。
    この辺は太陽・魚座で海王星と火星のTスクエアの影響がでまくりです。
    理想や夢を追い求めるというタイプではなく、目標がなく流されるといった感じで出てるようなんですよ。

    ノードとサウスノードはまだまだ勉強不足なので、今年のテーマに加えたいと思います。
    いやいや、本当にやることいっぱいあります~ヾ(;´▽`A``

    ではでは。
    またこちらにお伺いするのを楽しみにしています。

    返信削除
  5. kyphiさん、ありがとうございます。ケヴィン・バークの「何年経ってもイマイチチャートの解釈に自信が持てないそこのYOUっ!」(←って感じで動画で一所懸命に訴えてます。)という力強い占星術講座への誘い文句に、ついグラッと来てしまいそうで危ういです(笑)。
    いえいえ、ケヴィンのところには行きませんよ。先生から先生へ、流派から流派へ、とジプシーやるのは無駄中の無駄ですものね。今は浮気する時じゃないです...ごめんね、ケヴィン。

    そうそう、そのTスクエアやグランドクロスのあたりを、kyphiさんのようにパッ!と意味をつかんで、それじゃぁどうしたらいいのか、というはっきりした処方箋へとつなげていきたいとずっと思っています。
    海王星・火星は射手座ー双子座の軸ですね?なるほど、ともすると火星が海王星に呑まれる恐れがある、ということなのでしょうか。(しかも太陽魚座とあって、海王星的素質は既にふんだんにお持ちですからね。)

    私の場合、インド式占星術だと双子座アセンダントになるものの、西洋式だと全く無いんですよ。ちょっとだけ欲しいなーと思っています。乙女座に偏り過ぎているので、これ以上水星要素は要らないのかもしれませんが...。

    ノード、面白いですよ~。出生時がわからなくてもOKなので、使いやすいですしね。
    もちろん、きちんと見たいのであればハウスまで分かった方が良いのでしょうけど。

    良い夕べをお過ごしください✨

    返信削除